FUNDING
塾の開業資金はいくらか|入るお金のタイミングから決める
いくら用意すれば塾を始められるのか。総額の目安を探している段階だと思います。
ただ、総額だけを決めても資金計画にはなりません。足りなくなるのは総額を読み違えたときより、出ていくお金と入ってくるお金の時期がずれたときだからです。塾はこのずれが業種の中でも独特で、しかも開業する月によって幅が変わります。
額と時期の両方を扱います。額は日本政策金融公庫の調査、時期は公的統計にある塾の商習慣から見ていきます。
SHORT ANSWER
結論から。学習塾に限定した開業資金の公的統計はありません。全業種では中央値6,000,000円で、20.1%が250万円未満で始めています。
塾で効いてくるのは総額よりも入金の時期です。個別指導方式の59.9%が受講料の前受金を受け取る一方、入塾は新年度と季節講習の前に集中します。募集期を外して開業すると、次の募集期まで固定費だけが出ていきます。
総額はいくらか。ただし塾だけの統計は無い
先に断っておきます。学習塾に限定した開業資金の公的統計は存在しません。相場として出回っている数字は、支援会社やフランチャイズ本部が自社の実績から出したもので、母数と算定の範囲が示されていないことが多いものです。
出所が確かめられる数字として、日本政策金融公庫 総合研究所「2025年度新規開業実態調査」(2025年12月公表)があります。全業種ですが、調査対象と回収数が開示されています。
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| 開業費用の平均 | 9,750,000円 |
| 開業費用の中央値 | 6,000,000円 |
| 250万円未満で開業した割合 | 20.1% |
| 250万〜500万円未満 | 21.7% |
平均と中央値が3,750,000円離れています。一部の高額な開業が平均を引き上げているので、実感に近いのは中央値のほうです。4割強が500万円未満で始めています。
この数字の限界
全業種であり、学習塾に限定した値ではありません。調査対象は開業後1年以内の融資先8,517社(不動産賃貸業を除く)で、回収数は2,165社(回収率25.4%)です。 さらにこの調査は日本公庫が融資した先の集計です。融資を受けずに自己資金だけで始めた人は含まれていません。借入の割合が高めに出る偏りがあることを踏まえて読んでください。
塾の場合、何にいくらかかるか
全業種の数字だけでは自分の計画に落とせないので、当社が置いているモデルケースを開示します。統計値ではなく、当社が支援の現場で使っている前提です。教室の規模でほぼ決まります。
| 費目 | 小型テナント型(10〜15坪) | 標準型(25〜30坪) |
|---|---|---|
| 物件取得(保証金・礼金・仲介手数料) | 1,200,000円 | 2,400,000円 |
| 内装・設備工事 | 1,500,000円 | 3,000,000円 |
| 机・椅子・什器 | 600,000円 | 1,200,000円 |
| 教材・システムの初期導入 | 400,000円 | 600,000円 |
| 開業時の広告宣伝 | 500,000円 | 800,000円 |
| 合計 | 4,200,000円 | 8,000,000円 |
この表は開業までに出ていく額で、運転資金を含みません。ここに次章で見る運転資金が乗ります。合計だけを見て「4,200,000円あれば始められる」と読むと、開業した翌月から足りなくなります。
内訳で幅が大きいのは内装・設備工事です。居抜きで前のテナントの造作を引き継げるか、スケルトンから作るかで倍近く変わります。物件を探す段階で、家賃だけでなく造作の状態を見て総額を比べてください。家賃が安くても内装で取り返されることがあります。
フランチャイズに加盟する場合は、これに加盟金・保証金・研修費が上乗せされます。額は本部によって大きく異なるため、示された条件の実数で計算してください。個社ブランドごとの加盟条件は本ページでは扱っていません。加盟の損得を式で計算する方法はフランチャイズのページにあります。
自分の条件での総額は開業資金シミュレーターで試算できます。物件の形と規模で桁が変わるので、平均値を持ってくるより自分の数字を入れたほうが早いです。
出るお金は開業日から、入るお金は遅れて始まる
ここからが本題です。開業資金の記事はたいてい「いくら要るか」で終わりますが、資金が尽きるのは総額を読み違えたときより、入金が始まる前に固定費を払い続けたときです。
塾は入塾の時期が偏ります。新年度と季節講習の前に集中し、それ以外の月は動きが鈍くなります。年度の途中で塾を変える家庭が少ないためです。つまり募集期を外して開業すると、家賃と人件費だけが出ていき、在籍が積み上がるのは次の募集期からになります。
必要な運転資金は次の形で決まります。
必要な運転資金 = 損益分岐に届くまでの月数 × 月次の固定費
当社のモデルケースでは、小型テナント型の月次固定費が560,000円、損益分岐は32人です。仮にこの人数に届くまで6か月かかるなら、運転資金だけで3,360,000円が要ることになります。開業月がずれてこの月数が9か月になれば、必要額は5,040,000円に変わります。
| 損益分岐まで | 自宅型(固定費180,000円) | 小型テナント型(560,000円) |
|---|---|---|
| 3か月 | 540,000円 | 1,680,000円 |
| 6か月 | 1,080,000円 | 3,360,000円 |
| 9か月 | 1,620,000円 | 5,040,000円 |
| 12か月 | 2,160,000円 | 6,720,000円 |
小型テナント型で3か月と12か月を比べると、必要な運転資金は1,680,000円と6,720,000円で5,040,000円変わります。前章で見た初期費用4,200,000円より大きい額です。開業資金の見積もりで最も振れるのは、設備の値段ではなくこの月数です。
月数を短くする手は限られています。開業前に募集を始めておく、募集期に開業を合わせる、最初は小さく借りて固定費を下げる。どれも物件を決める前でないと打てません。
総額の内訳を1万円単位で詰めるより、この月数を1か月縮めるほうが効きます。そして開業月は、資金計画の中で自分が動かせる数少ない変数です。
前受金は入金であって、売上ではない
塾の資金繰りには、他の業種にはあまり無い特徴があります。受講料の前受金です。
経済産業省・総務省「経済構造実態調査」(2020年)第5表によると、個別指導方式の14,695事業所のうち8,805事業所が受講料の前受金を受け取っています。割合にして59.9%です(集計の範囲は事業従事者5人以上の部)。季節講習や教材費を先に受け取る形が、例外ではなく多数派だということです。
これは資金繰りの上では追い風です。役務を提供する前に現金が入るので、手元は厚くなります。ただし受け取った時点では、まだ提供していない役務の代金です。会計上は預り金にあたります。夏期講習の代金を6月に受け取って運転資金に回してしまうと、7月から8月に講師を確保する段になって手元に残っていません。
前受金を運転資金と混ぜない
通帳の残高が増えるので、資金繰りが回っているように見えます。前受金は実施予定の講習の原価を先に食っている状態で、実質の手元資金はその分だけ少ないと見てください。中途解約があれば返金の対象にもなります。実務では、受け取った前受金と、その講習に要る講師人件費・教材費を並べて管理することになります。
この前受金は、開業初年度に二重の意味で効いてきます。1つ目は、初めての季節講習まで前受金が入らないこと。開業直後は月謝しか入りません。年間の売上を12で割った額が毎月入る前提で資金計画を組むと、最初の数か月は想定より薄くなります。
2つ目は、教室を引き継ぐ場合です。既存の塾を買う形で始めるなら、受け取り済みの前受金は負債として一緒に引き継ぎます。売買の金額を決めるときにこの預り金の扱いを詰めていないと、引き継いだ直後の講習を自分の資金で実施する羽目になります。教室の譲り受けは法人・多店舗のページで扱っています。
入会金は当てにしない
開業直後の入金として入会金を見込む計画を見かけますが、実態は分かれています。同じ調査で、小学生の入会金について「入会金なし」が48.8%(25,470事業所中12,426事業所)でした。
半数近くが入会金を取っていません。競合が取っていない地域で自塾だけ設定すれば、入塾の障壁になります。入会金を初期の資金計画に組み込むなら、商圏の相場を確かめてからにしてください。価格の考え方は塾の月謝と実効単価のページで扱っています。
「自己資金は3割」は、いまの実態と合わない
自己資金がいくら要るかは、開業前に最も気にされる点のひとつです。「3割は必要」という言い方をよく見かけますが、新規開業実態調査(2025年度)の実測は違います。
| 調査年度 | 自己資金 | 金融機関等からの借入 | 調達額合計 |
|---|---|---|---|
| 1991年度 | 3,600,000円(24.8%) | 7,480,000円(51.5%) | 14,520,000円 |
| 2025年度 | 2,790,000円(22.9%) | 8,270,000円(67.8%) | 12,190,000円 |
自己資金の割合は24.8%から22.9%へ、ほとんど動いていません。一方で金融機関等からの借り入れは51.5%から67.8%へ、16.3ポイント上がっています。調達額の総額そのものは14,520,000円から12,190,000円へ下がっているので、小さく始めて、その中で借入の比重が増した形です。
表の比率は、同調査が万円単位で公表している金額から当社が計算した値です。同調査の本文は2025年度の借り入れを67.9%と記載しており、当社の計算値67.8%と0.1ポイント差があります。公表値そのものが万円単位に丸められているためです。1991年度の比率は同調査に記載が無いため、年次を比べる目的では両年とも同じ方法で計算しています。
ただしこの調査は日本公庫が融資した先の集計です。借入の割合が高く出るのは当然で、この数字をもって「借りるのが普通」とは言えません。読み取れるのは、融資を受けて始める人にとって、自己資金が調達額の2割強という水準は珍しくないということです。
自己資金の額そのものより、返済が始まる時期と、入金が積み上がる時期のずれを見てください。前章の「損益分岐に届くまでの月数」がそのまま効いてきます。
どこから借りるか。公庫だけが選択肢ではない
塾の開業資金を扱う記事は、調達先として日本政策金融公庫を挙げるものが多くあります。創業時に実績がなくても相談できる先として妥当ですが、選択肢はそれだけではありません。
| 調達先 | 押さえておく点 |
|---|---|
| 日本政策金融公庫 | 政府系。創業向けの制度がある。実績のない段階でも相談の入口になる |
| 信用保証協会つき融資 | 保証協会が保証を付けることで、民間金融機関から借りられる形。創業期に民間から借りる標準的な経路で、保証料がかかる |
| 自治体の制度融資 | 自治体・金融機関・保証協会の3者による形。利子や保証料の一部を自治体が負担する場合がある。内容は自治体ごとに違う |
どれを選ぶにせよ、事業計画書の提出を求められます。そこで見られているのは「何人集めれば返せるのか」です。塾の場合、答えるべき数字は決まっています。
- 損益分岐生徒数 月次固定費 ÷ 生徒1人あたりの月間限界利益。当社のモデルケースでは小型テナント型で32人、自宅型で11人になります
- そこに到達するまでの月数 商圏の学齢人口と通塾率から、獲得できる上限を置いて逆算します。募集期をいつ迎えるかで変わります
- 月次の返済額と、その時点の在籍数 返済が始まる月に何人在籍している想定かを示せると、計画の粒度が上がります
事業計画書で、塾が答えにくい2つの問い
事業計画書の書式は配布されているので、埋めること自体は難しくありません。詰まるのは、塾という業態に固有の2つです。
1つ目は売上の根拠です。「生徒数 × 月謝」で置くと、実態より低く出ます。塾の売上は月謝だけでなく、季節講習・教材費・入会金が乗るためです。当社のモデルでは月謝20,000円に対し、季節講習と教材費の月換算が5,000円で、実効単価は25,000円です。月謝表の額だけで計画を作ると、売上を2割ほど小さく見積もります。
2つ目は生徒数の積み上げ方です。「初年度20人、2年目40人」と置いただけでは根拠になりません。商圏の学齢人口に通塾率を掛けて母数を出し、そこから何割を取るかで置くと、数字に理由がつきます。通塾率は都市規模で2倍以上ひらくので、全国平均を使わないでください。この算出は開業ガイドの商圏の章で扱っています。
このうえで、返済が始まる月に何人在籍している想定かを書けると、計画の粒度が変わります。審査で見られているのは総額の妥当性より、返せる根拠のほうです。
本サイトでは、どの金融機関がよいか、審査に通るかどうかの判断は行いません。要件や条件は制度と時期で変わるため、必ず各機関の最新の案内で確認してください。
創業融資の相談は無料で承っています
当社は開業支援と資金調達支援を実際に行っており、創業融資と補助金のご相談を無料で承っています。 事業計画書の売上の置き方、損益分岐生徒数の出し方、返済が始まる月に何人在籍している想定にするか。 この記事で挙げた「答えにくい2つ」を、自塾の数字で埋めるところまでご一緒します。行政書士・社労士とも連携しています。
補助金は後払いなので、資金計画の穴埋めにならない
補助金・助成金を開業資金の穴埋めとして見るのは危険です。補助金は原則として後払いだからです。
流れは、交付決定 → 自分で支出 → 実績報告 → 審査 → 入金、という順序です。支払いの時点では自分で全額を立て替えます。入金までの期間は制度によりますが、数か月単位を見ておいてください。採択されなかった場合の備えも要ります。
額についても一律には示せません。国の制度は要件と上限が制度ごとに決まっていて年度で変わり、自治体の補助・助成は市区町村ごとに違います。開業予定地の自治体の産業振興担当課と、商工会議所・商工会で、いま使えるものを確認するのが確実です。
もうひとつ実務で効くのが、補助金には申請の締切があり、公募期間が短いことです。開業の準備を進めながら書類を揃えるのは負荷が高く、締切に間に合わせるために設備の選定を急ぐと本末転倒になります。補助金の公募スケジュールに開業日を合わせるのではなく、開業計画を先に固めてから、その時期に使えるものを探してください。
位置づけを間違えない
補助金は「あれば返済負担が軽くなるもの」であって、開業資金そのものではありません。補助金を当てにして総額を削ると、交付前の期間に資金が尽きます。まず補助金なしで回る計画を作り、採択されたら前倒しで返済するか、次の投資に回してください。
開業後、毎月何にお金が出ていくか
運転資金を見積もるには、毎月いくら出ていくかを知る必要があります。経済構造実態調査(費用内訳割合)で学習塾の費用構造を見ると、内訳は次のようになっています(2025年)。
| 費目 | 費用に占める割合 |
|---|---|
| 給与総額 | 37.3% |
| 賃借料(土地・建物) | 10.5% |
| 広告宣伝費 | 8.1% |
最大の費目は人件費です。開業時は物件に目が行きますが、毎月の支出では賃借料10.5%に対して給与総額が37.3%と、3倍以上の開きがあります。開業時に講師を何人置くかが、必要な運転資金を最も大きく動かします。
掲載しているのは(産業共通)の費目だけなので、合計は100%になりません。差分が利益になるわけではないので、100%から引き算して利益率を出さないでください。損益分岐の考え方は塾経営のページで扱っています。
開業時に講師を置くかどうかで、必要額が変わる
人件費が最大なら、開業直後に自分だけで回すか、最初から講師を置くかで、必要な運転資金が変わります。生徒が数人の時期に講師を抱えると、その人件費は在籍が積み上がるまで丸ごと持ち出しになります。
一方で、自分ひとりで受けられる生徒数には上限があります。上限に達してから採用を始めると、採用と育成にかかる期間だけ受け入れが止まります。塾の募集期は決まっているので、その期を逃すと次まで待つことになります。
どちらを選ぶ場合でも、講師を入れる月と、その月から乗る人件費を資金表に書いてください。前章の「損益分岐に届くまでの月数」に、この人件費の立ち上がりを重ねます。講師の採用と定着は塾経営のページで扱っています。
よくあるご質問
- 塾の開業資金はいくら必要ですか。
- 学習塾に限定した公的な調査はありません。参考になるのは新規開業実態調査(2025年度)で、全業種の開業費用は平均9,750,000円、中央値6,000,000円です。平均と中央値が3,750,000円離れているのは、一部の高額な開業が平均を引き上げているためで、実感に近いのは中央値のほうです。20.1%が250万円未満、21.7%が250万〜500万円未満で始めています。ただしこれは全業種であり、学習塾に限定した値ではありません。また日本公庫が融資した先の集計なので、融資を受けずに始めた人は含まれていません。
- 自己資金はどれくらい用意すればよいですか。
- 「3割は必要」という言い方をよく見かけますが、新規開業実態調査(2025年度)の実測では自己資金は平均2,790,000円で、調達額に占める割合は22.9%です。同じ調査の35年前(1991年度)は24.8%でした。大きく変わっていないように見えますが、金融機関等からの借り入れの割合は51.5%から67.8%へ16.3ポイント上がっています。借りて始める形へ移っているということです。ただしこの調査は融資を受けた先の集計なので、借入比率が高く出る偏りがあります。額そのものより、返済が始まる時期と入金が始まる時期のずれを見てください。
- 塾の資金計画で、他の業種と違う点はありますか。
- 受講料の前受金です。経済産業省・総務省「経済構造実態調査」(2020年)第5表によると、個別指導方式の14,695事業所のうち8,805事業所、割合にして59.9%が受講料の前受金を受け取っています(集計の範囲は事業従事者5人以上の部)。季節講習や教材費を先に受け取る商習慣があるということです。入るお金が先に立つので資金繰りは楽になりますが、受け取った時点では役務がまだ提供されていない預り金です。使い切ってしまうと、講習を実施する段になって手元に残りません。また入塾は新年度と季節講習の前に集中するため、開業月を外すと次の募集期まで在籍が積み上がりません。
- 開業する月はいつがよいですか。
- 本サイトは特定の月を勧めません。ただし判断の材料は決まっています。入塾が集中するのは新年度と季節講習の前で、その手前に募集を間に合わせられるかで初期の在籍の立ち上がりが変わります。募集期を外して開業すると、家賃と人件費だけが先に出て、入金は次の募集期まで待つことになります。必要な運転資金は「損益分岐に届くまでの月数 × 月次固定費」で決まるので、開業月がずれるとこの月数が変わり、用意すべき額も変わります。逆に言えば、開業月は資金計画で調整できる数少ない変数です。
- どこから借りるのがよいですか。
- 本サイトでは、どの金融機関がよいかの判断は行いません。実務として押さえておく点だけ挙げます。創業時は実績がないため、日本政策金融公庫の創業向け融資と、信用保証協会の保証を付けた民間金融機関からの借り入れ、自治体の制度融資が主な選択肢になります。制度融資は自治体が利子や保証料の一部を負担する形が多く、内容は自治体ごとに違います。いずれも事業計画書の提出を求められ、そこで見られるのは「何人集めれば返せるのか」です。塾の場合は損益分岐生徒数と、そこに到達するまでの月数を数字で示せるかが要になります。
- 補助金はいくらもらえますか。
- 額を一律に示すことはできません。国の補助金は制度ごとに要件と上限が決まっており、年度で内容が変わります。自治体の補助・助成は市区町村ごとに違います。共通するのは、補助金は原則として後払いだという点です。先に支出して、実績報告のあとに入金されます。つまり補助金があっても、支払いの時点では自分で立て替える資金が必要です。資金計画の穴埋めには使えないと考えて、採択されたら返済負担が軽くなる、という位置づけで見てください。
- フランチャイズに加盟すれば安く始められますか。
- 初期に必要な額の構成が変わるだけで、必ず安くなるとは限りません。加盟金・保証金・研修費が乗る一方、教材や仕組みを自分で作る費用は要らなくなります。判断に要るのは加盟金の額そのものではなく、加盟で増える在籍数 × 1人あたり限界利益が、ロイヤリティ + 追加固定費を上回るかです。本サイトでは個社ブランドごとの加盟条件は扱っていません。加盟の損得を式で計算する方法はフランチャイズのページにあります。
本ページで使用した統計
- 日本政策金融公庫 総合研究所「2025年度新規開業実態調査」(2025年12月公表)
当社がPDFを直接取得して確認。全業種であり、学習塾に限定した値ではありません。調査対象は開業後1年以内の融資先8,517社(不動産賃貸業を除く)で、回収数は2,165社(回収率25.4%)です。 出典PDF - 経済産業省・総務省「経済構造実態調査」(2020年)第5表
当社が e-Stat の API から取得(統計表ID 0003450271)。集計の範囲は事業従事者5人以上の部で、個人塾を含む全事業所ではありません。 - 経済産業省・総務省「経済構造実態調査」(2020年)
入会金単価別の該当事業所数。母数25,470事業所。 - 総務省「経済構造実態調査」事業区分(中分類、一部小分類)別費用内訳割合
費用構造の内訳。(産業共通)の費目のみ掲載しているため合計は100%になりません。